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2019年9月 7日 (土)

WEB句会 2019年9月のお題

月のお題は次の通りです。

① 粒

② 包む

各題5句まで投句できます。

 

応募は下記へ。

kamomesha@mbr.nifty.com

題名は「WEB句会投句」と入力してください。

本文に、お題・投句・お名前(又は雅号・ペンネーム)を書き入れてください。

入選発表の際はファーストネームのみ表示します。

投句はコメント欄ではなく、メールでお願いいたします。

 

◆締切り9月30日

 

◆発表  2019年10月初旬

 

特選にはささやかな記念品を差し上げます。

また、入選句は季刊「現代川柳かもめ舎」誌上にも掲載する予定です。

奮ってご応募ください。

 

※投句の際には、以下の点につきまして、承諾していただきますようお願いいたします。
1、当WEB句会に投句できる川柳は、あなたが著作権を有しているものに限ります。
2、著作権侵害等の責任は負いかねます。

WEB句会 2019年8月の入選句発表

皆さま、いつもWEB句会にご投句いただき、ありがとうございます。

今回もたくさんの投句をいただいたのですが、力が入りすぎて空振りしてしまった感がありました。たった17音の世界です。盛り過ぎると句意は却って伝わりにくくなります。ご注意を。

「地下」の特選句は、「紙のような声」という表現が素晴らしく、私はしばらく見とれてしまいました。どんな声なのかと問われても説明はできないのですが、恐らく極力感情を抑えた事務的な感じだったのではないかと想像します。声の主は、係の者として誠実に淡々と役目をこなしているだけなのでしょうが、駆けつけた作者にとってその口調が違和感でしかなかったことは推測できます。たとえ亡くなっているとこは知らされていたとしても、名前ではなく「ご遺体」と呼ばれること、そして死体として地下の安置所に既に運ばれてしまったということも、ショックだったに違いありません。この二者の温度差を描いたのがこの作品です。

「近い」の特選は詩人の我が儘な主張。大いに結構です。

特選の方には、ささやかな記念品を贈呈いたします。

 

「地下」
入選
鬼ヶ島までは地下鉄ふた駅で 与生
地下鉄のにおいで妻は魔女となる 良仁
俯いた女のための地下通路 冬子
善人の顔で出てくる地下出口 ちなみ
地下室に夫の知らぬ野望飼う 理惠
地下街は延び放題だ明々と
地下鉄のブルーを乗せて月曜日
友情はしずかに長い地下通路 椎太
地下道を抜け出た桜 それが君 明日歌
特選
ご遺体は地下です 紙のような声 泰子

 

「近い」
入選
一枚の手紙で近くなるお空 ひろ子
触れないでください 満月が近い
近寄ればぴたり鳴き止む虫の声 俊郎
行雲流水近ごろ涙もろくなる ゆうこ
近づけば遠のく君と水平線 泰子
近眼で乱視で少し幸せで かつひろ
さよならが近い匂いのする右手 明日歌
生と死は隣同士よ二羽の鳩 椎太
暁に近いところに来た二人
特選
寂しさは青より銀に近いのだ 良仁

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