2020年2月 5日 (水)

WEB句会 2020年2月のお題

月のお題は次の通りです。

① ぬるい 

② 塗る

各題5句まで投句できます。

 

応募は下記へ。

kamomesha@mbr.nifty.com

題名は「WEB句会投句」と入力してください。

本文に、お題・投句・お名前(又は雅号・ペンネーム)を書き入れてください。

入選発表の際はファーストネームのみ表示します。

投句はコメント欄ではなく、メールでお願いいたします。

 

◆締切り2月29日

 

◆発表  2020年3月初旬

 

特選にはささやかな記念品を差し上げます。

また、入選句は季刊「現代川柳かもめ舎」誌上にも掲載する予定です。

奮ってご応募ください。

 

※投句の際には、以下の点につきまして、承諾していただきますようお願いいたします。
1、当WEB句会に投句できる川柳は、あなたが著作権を有しているものに限ります。
2、著作権侵害等の責任は負いかねます。

WEB句会 2020年1月の入選句

WEB句会 2020年1月の入選句発表!

皆さま、いつもWEB句会にご投句いただき、ありがとうございます。

「二」は、「一」でも「三」でもない「二」の意味を活かした秀句がたくさんありました。例えば汀さんの「鬼灯…」、ゆうさんの「悲しみ…」、まことさんの「水溜まり…」、日出夫さんの「化けの皮…」など。特選句も、やはり二発でないと「やり直す」勢いは出てこないと思います。一発目が終わらないうちに間髪入れず二発目を上げ、「やるぞッ!」と下腹にグッと力を入れる感じです。それ以上はうるさいだけ。この句の「二発」は動きません。

「賑やか」の入選句は様々な場面が描かれています。椎太さんの「チンドン…」、好きです。まことさんの「…蝶は音立てず」、素敵ですね。特選句は、人間の一生だなと思いました。生まれた時は皆に喜ばれ、亡くなるときは皆が泣く。太鼓叩いて賑やかに、生を迎え、死を送る。それはある意味幸福な生涯と言えるのではないでしょうか。

特選の方には、ささやかな記念品を贈呈いたします。

 

「二」
入選
二拝して母九十の冬曲がる 橙葉
妻の字を消した極太二重線 冬子
2番手の位置で気楽に掛ける圧 春爺
最高の二級品なら戦える 椎太
輪廻転生2合ばかりの米を炊く ゆうこ
黙り込む2分がこの恋の答え
ありえない二つを繋ぐやじろべい さやか
許せない女の二の腕が太い 颯爽
ハッピーかなんて二度聞く別れ際 颯爽
一枚の皿割れ二枚捨てました
鬼灯や二人ころした女です
悲しみは二度薄笑いして座る ゆう
水溜まりつつけば二度の生返事 まこと
化けの皮二回剥がして蘇る 日出夫
蜘蛛の巣に夫婦の微笑揺れている 俊和
三回忌201にまだ住んで 与生
特選
やり直す どどんと花火二発上げ 理惠

 

「賑やか」
入選
チンドンとオリンピックが来て帰る 椎太
「ご愁傷様です」と咲き誇る供花 与生
賑やかで一人ぼっちになっている 蓮子
母がいた賑やかだった水の音 冬子
賑やかな渋谷短い恋でした 泰子
賑やかを脱ぎ捨てながら帰る道 俊和
賑やかや女ばかりが生き残る うらら
廃園を賑わす蝶は音立てず まこと
ふるさとにならない街の賑やかさ
コルビジェの椅子と賑やかだった部屋
特選
入り口で太鼓出口でまた太鼓 ひろ子

2020年1月18日 (土)

WEB句会 2019年年間大賞発表!

2019年年間大賞は次の通りです。

 

年間大賞
旅でしたきみを失くしてからずっと 良仁

 

準賞
ゆっくりと曲がって川は問い続け 椎太
神と母 信じてた日のオムライス たえ子
雪降って降って無実にされてゆく

 

佳作
元栓を開けた私は無敵です 冬子
信号は赤 探すのはやめなさい 冬子
カナリヤのままで十分生きてきた 彦翁
なつかしいものを見つけた手のしめり 明日歌
またしても流木だったのか 男 ゆうこ
問うことも答えることもない日暮れ 俊和
魚とは知らずに生きていた魚 俊和
パレードは進む息子を抜き去って 和子
旅人の歌だ憶えてはいけない 葉火
探すときふたり 見つけたときひとり
狭い町だった全てが嘘だった
恋人よ砂漠は此処に捨ててゆけ 良仁
紙飛行機着地長い夢だった 良仁

 

2019年は良仁さんの年だったかもしれませんね。男性には珍しく恋愛句をたくさん投句されていました。その切り口は独特で、ウェットにもドライにも偏らない微妙なキャラクターです。大賞句の喪失感と旅という組み合わせは、恋愛のスタンダードではありますが、男性にこんなに素直に詠まれてしまうと、あまりに切なくて、ぐっと掴まれてしまいますね。今後の彼の活躍を大いに期待したいと思います。

大賞の良仁さんには記念品を贈呈いたします。

2020年も皆さまの意欲的な作品をお待ちしております。

 

2020年1月 4日 (土)

WEB句会 2020年1月のお題

月のお題は次の通りです。

① 二(2) 

② 賑やか

各題5句まで投句できます。

 

応募は下記へ。

kamomesha@mbr.nifty.com

題名は「WEB句会投句」と入力してください。

本文に、お題・投句・お名前(又は雅号・ペンネーム)を書き入れてください。

入選発表の際はファーストネームのみ表示します。

投句はコメント欄ではなく、メールでお願いいたします。

 

◆締切り1月31日

 

◆発表  2020年2月初旬

 

特選にはささやかな記念品を差し上げます。

また、入選句は季刊「現代川柳かもめ舎」誌上にも掲載する予定です。

奮ってご応募ください。

 

※投句の際には、以下の点につきまして、承諾していただきますようお願いいたします。
1、当WEB句会に投句できる川柳は、あなたが著作権を有しているものに限ります。
2、著作権侵害等の責任は負いかねます。

WEB句会 2019年12月の入選句

2019年12月の入選句発表

皆さま、いつもWEB句会にご投句いただき、ありがとうございます。

「長い」の特選句は、「紙飛行機」という具象と「長い夢」を組み合わせています。どちらも甘さを感じる言葉ですが、「着地」と「だった」によって、自虐とペーソスを加え、辛うじて溶けてしまわずにいるような危うさがあります。そこが魅力。

「雑詠」の特選句は、「無実になってゆく」のではなく「無実にされてゆく」であることに作者の痛みの深さを感じます。どんなに雪が深く降り積もって覆い隠そうとしても、自分の罪は消えないし、消すつもりもない。それなのに……。時間や周囲の人々の優しさは、時に彼女を苦しめるのかもしれません。

特選の方には、ささやかな記念品を贈呈いたします。よろしかったら、ご連絡ください。

恒例の年間賞は1月下旬に発表する予定です。2019年WEB句会の全入選句から大賞・準賞・佳作を選びます。どうぞお楽しみに。

 

「長い」
入選
人形も私も風邪をひく夜長 明日歌
子につけた紐の長さにふと疲れ ひろ子
晴れ渡る冬天 長い長い旅 ひろ子
書いたなら一行ですむ長話 ゆう
過ちをまだ責め立てる長い影
君の手の匂いほしくて長い髪 冬子
長い橋渡りきったら振り向ける 冬子
次までの一週間の長いこと 泰子
午前二時でもねだからの長話 かきくけ子
天国へのドミノの列でうたた寝る うらら
細長く引き摺っている女の喪 ちなみ
流木の海まで続くノスタルジー ゆうこ
見送りの沈黙 橋が長くなる まこと
翻意までだらだら坂は終わらない 椎太
長旅は続く牛丼屋の日暮れ 椎太
我が命に長い尻尾がついていた 俊和
特選
紙飛行機着地長い夢だった 良仁

 

「雑詠」
入選
取り返しのつかないことはみな赤い 椎太
意地悪な女はどれだ 蟻の列
ひとり身のこんなもんかと茶漬け食う 蓮子
今よりも寂しい時があった靴 冬子
決心のぐらつく度に響く滝 まこと
わたくしのどこを切っても君がいる 冬子
出て行けよ俺の知らない名を呼べよ 良仁
磨きたる薬缶に歪む顔師走 ちなみ
冬薔薇けんか相手のいない空 うらら
冬眠の亀は野望を捨てたふり 睦悟朗
しっかりと野心が眠る夢の底 俊和
月もまたきのうと違う顔をする ひろ子
手帳買う きっと生きてていい私
ダイイングメッセージ的おみくじの吉 与生
なつかしいものを見つけた手のしめり 明日歌
特選
雪降って降って無実にされてゆく

2020年1月 2日 (木)

川瀬晶子新作二十句 2020年1月

川瀬晶子新作二十句  「かもめ舎」第44号より

 

  「数え歌 Ⅱ」

一つとせ一人びとりの初日待つ
  瞳の中の海の暗さよ
二つとせ二日続きの堕ちる夢
  大好きだった赤い風船
三つとせ三叉路に立つ道祖神
  二人戻って一人戻らず
四つとせ四角く切って空たたむ
  時々舐める水色の飴
五つとせ五感を閉じて浮く暫し
  宙を身籠もり唯我独尊

六つとせ六方踏んでをとこ逃げ
  没してからの燃ゆる山際
七つとせ七草粥の青臭し
  女うるさい男めんどう
八つとせ八つ当たりして腹の減る
  動かぬ石の長い溜息
九つとせ九九を唱えて眠らない
  砂漠のヘビの美しすぎて
十とせ十日戎のつんのめり
  わたしわたしと満ちる海原

季刊現代川柳「かもめ舎」第44号発行

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。

2020年1月1日 季刊現代川柳「かもめ舎」第44号を発行しました。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

「かもめ舎」第44号のご案内

 Img_20200102_0002  

・川瀬晶子新作二十句 「数え歌Ⅱ」

・会員作品(自選七句)「鴎盟」

・読者投句作品(川瀬晶子選)「桜守」

・柳談「晶子新作二十句を読む」 …… 鳥海ゆい・杉山昌善・近藤良樹

・作家紹介 原口美智江 「十七音字のラブレター」…… 杉山昌善

・エッセー「おとなの川柳」地紙売りと陰間 …… 東 正秀

・エッセー「ヨリミチビヨリ」 …… 朝妻久美子

・エッセー「シーガルの小話」 …… 近藤良樹

・誌上句会 …… 題詠「鉄」 鳥海ゆい選 ・ 印象吟  杉山昌善選

・月例誌上句会 …… 「縦」 朝妻久美子選 ・ 「確か」 川瀬晶子選

・入門かもめ塾  お題「手」

 

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

 

季刊「かもめ舎」のお申込み・お問合せは下記へ。

 

  現代川柳かもめ舎 (川瀬晶子)

 

  E-mail kamomesha@mbr.nifty.com

2019年12月 7日 (土)

WEB句会 2019年12月のお題

12月のお題は次の通りです。

① 長い 

② 雑詠

各題5句まで投句できます。

 

応募は下記へ。

kamomesha@mbr.nifty.com

題名は「WEB句会投句」と入力してください。

本文に、お題・投句・お名前(又は雅号・ペンネーム)を書き入れてください。

入選発表の際はファーストネームのみ表示します。

投句はコメント欄ではなく、メールでお願いいたします。

 

◆締切り12月31日

 

◆発表  2020年1月初旬

 

特選にはささやかな記念品を差し上げます。

また、入選句は季刊「現代川柳かもめ舎」誌上にも掲載する予定です。

奮ってご応募ください。

 

※投句の際には、以下の点につきまして、承諾していただきますようお願いいたします。
1、当WEB句会に投句できる川柳は、あなたが著作権を有しているものに限ります。
2、著作権侵害等の責任は負いかねます。

WEB句会 2019年11月の入選句

11月の入選句発表!

いつもWEB句会にご投句いただき、ありがとうございます。

川柳は五七五のたった十七音です。いろいろ伝えたいことがあるのは解りますが、それをすべて説明するために言葉を詰め込むのは、物理的に非常に難しいことです。たとえ出来たとしても、切り刻まれた残骸のようになっていて、読者がそこから作者の意図を再構成することは、更に難しくなります。要するに、訴えたいことは一つにして、シンプルに構成することが重要になります。特に、句会のように多くの方々の作品が競われる場では。
シンプルにと言うと凡庸になりがちですが、そこは腕の見せ所。シンプルに易しい言葉で深いことが表現できれば最高です。

さて、「鳥」の特選句。鳥ではなくなった今、「鳥だった記憶」を持つことの残酷さに思いが至ります。その記憶を消そうとして、もがき苦しむ中でふと思うのです。こんなに辛いのに消えてくれないなんて、もしかしたら自分は本当は消したくないのかも。その記憶は苦しみの根元であると同時に甘美な幸福の断片も存在するアンビバレンスなのでしょう。幸福であった故に辛さも増してしまう・・・そんなどうしようもない哀しみを感じました。

「問う」では自問の句がたくさんありましたが、そこにどんな具象を使うかが勝負だったと思います。特選句は「川」。川はそこで暮らす人々の生活に欠かせぬものであり、生業を支えていたり、憩いや癒やしの風景であったりします。ところが、日本列島では昨年に続き今年も豪雨による川の氾濫で多くの災害が発生しました。そのシリアスな記憶がこの句の底流にあると考えます。右往左往する人間たちのすぐ隣を流れている川。ゆっくりと曲がることが大いなる川の意志であるとすると、この川の問いに人間は答えられるのかどうか。スケール感のある深い作品だと思いました。

特選の方には、ささやかな記念品を贈呈いたします。よろしかったらご連絡ください。

 

「鳥」
入選
カナリヤのままで十分生きてきた 彦翁
鳥籠の孤独わたくし好きでした 泰子
鳥かごに片足いれて来る男 冬子
ふりかえる君 ふりかえらない鴎 冬子
梟に恋していつもすれ違い ひろ子
鳥三羽 仲間外れの予感あり
スズメさんお前の自由欲しかった 日出夫
鳥だった頃の話で夜更けまで 椎太
こっそりと始祖鳥を飼う小引き出し 椎太
引き出しの辞表は鳥のにおいする 良仁
黙らないで小鳥になってしまうから 良仁
文鳥の卵詰まりのような死だ
夜の鳥である寂しい鳥である
ペンギンは空を見ないと決めている 葉火
猛禽類の姿になって終わる恋 俊和
特選
鳥だった記憶消せぬか消さぬのか

 

「問う」
入選
Siriに問う あした地球はありますか
君の問いに答えられない大人たち ちなみ
意地悪な問いは相手にせぬパンダ
絶対に聞けば答えてくれる母 やんちゃん
問3で別れた妻が笑ってる 良仁
生き方を二択で問うてくる若さ 橙葉
初日の出 問いかけてくる責めてくる
人生を問うて欠伸をする男 泰子
生き方を問えば結局腹が減る 福多郎
問うことをやめて漕ぎだす夜の櫂 理惠
詰問のかたちで陶器焼き上がる 椎太
罪を問う雲一片また一片 椎太
どこまでも問いかけてくる白い傷 ひろ子
問いかける無言の笑みの重い夜 ひろ子
いきさつを夜汽車の揺れが問い返す まこと
問うたびにひと呼吸する信号機 まこと
問うことも答えることもない日暮れ 俊和
特選
ゆっくりと曲がって川は問い続け 椎太

2019年11月 9日 (土)

WEB句会 11月のお題

11月のお題は次の通りです。

① 鳥

② 問う

各題5句まで投句できます。

 

応募は下記へ。

kamomesha@mbr.nifty.com

題名は「WEB句会投句」と入力してください。

本文に、お題・投句・お名前(又は雅号・ペンネーム)を書き入れてください。

入選発表の際はファーストネームのみ表示します。

投句はコメント欄ではなく、メールでお願いいたします。

 

◆締切り11月30日

 

◆発表  2019年12月初旬

 

特選にはささやかな記念品を差し上げます。

また、入選句は季刊「現代川柳かもめ舎」誌上にも掲載する予定です。

奮ってご応募ください。

 

※投句の際には、以下の点につきまして、承諾していただきますようお願いいたします。
1、当WEB句会に投句できる川柳は、あなたが著作権を有しているものに限ります。
2、著作権侵害等の責任は負いかねます。

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