2019年3月 4日 (月)

WEB句会 2019年3月のお題

月のお題は次の通りです。

① 芯

② 信じる

各題5句まで投句できます。

応募は下記へ。

kamomesha@mbr.nifty.com

題名は「WEB句会投句」と入力してください。

本文に、お題・投句・お名前(又は雅号・ペンネーム)を書き入れてください。

入選発表の際はファーストネームのみ表示します。

投句はコメント欄ではなく、メールでお願いいたします。

◆締切り 3月31日

◆発表  2019年4月初旬

特選にはささやかな記念品を差し上げます。

また、入選句は季刊「現代川柳かもめ舎」誌上にも掲載する予定です。

奮ってご応募ください。

※投句の際には、以下の点につきまして、承諾していただきますようお願いいたします。
1、当WEB句会に投句できる川柳は、あなたが著作権を有しているものに限ります。
2、著作権侵害等の責任は負いかねます。

WEB句会 2019年2月の入選句

WEB句会 2月の入選句発表!

皆さま、いつもWEB句会へご投句いただき、ありがとうございます。

最近の傾向として、難解な作品が多くなっています。頑張って読んでいますが、残念ながら私の鑑賞力が至らず、入選から漏れてしまいます。
難解な表現に深さがあるとは限らず、平明にして深い表現こそ、かもめ舎が目指す究極の川柳です。そのあたりをご理解いただけると有り難いです。

さて、「魚」の特選句は、ハリセンボンのビジュアルと句の妙な勢いに持って行かれました。椎太さんは、ハリセンボンに一体何を言ったのか。まかさ恋の告白? よく解らないのに面白すぎます。 

「探す」と「捜す」の違いについて広辞苑で調べてみると、【欲しいものを見つけ出そうとする場合に「探」、見えなくなったものを見つけ出そうとする場合に「捜」を使うことが多い。】 とあります。ただ、混用されていることも多いので、今回の入選句は混用しているものも頂きました。特選句は、とてもシンプルですが長いドラマがあります。最初、彼女はひとりでそれを探していました。ある日、彼と出会い、彼が同じものを探していることを知って、彼女はとても嬉しくなりました。意気投合して、ふたりで一生懸命探し始めます。探して探して、ついに彼女はそれを見つけました。 「ねえ、あったよ!」と振り向いたとき、そこに彼はいませんでした。彼女は探すことに夢中になりすぎて、彼の心変わりに気が付かなかったのです。……平明にして深い素敵な作品です。

特選の方には、ささやかな記念品を贈呈いたします。もし、よろしかったらご連絡ください。


「魚」
入選
逆さまに浮いて金魚は見得を切る 椎太
山椒魚のままおじさんの列に 与生
魚とは知らずに生きていた魚 俊和
蝉も桜も知らずに老いる深海魚 俊和
初恋は魚きれいに食べる人 たえ子
わたくしも尾頭つきで晒される 冬子
退屈と言う魚が泳ぐ我が胸の
いつまでも魚臭のきえぬ2ページ目 明日歌
秋刀魚焼く諦めきれぬ人のこと ゆうこ
回遊魚いまだ償いきれぬのか ゆうこ
困ったな 君は魚で僕は鳥
特選
本気かとハリセンボンが問うてくる   椎太


「探す」
入選
火を抱いて逃げた女を探してる 良仁
非常口探し続けている旅路 ゆうこ
一の目で自分探しは振り出しに みどり
探し物は私おとといの私 まゆみ
本当の空を探しにいったポチ 理惠
徘徊の父が探している出口 理惠
点滴のチクタク明日を探す音 ひろ子
千切れ雲なにを探してひとり旅 ひろ子
春の目で探してみるわ これからを 明日歌
残り火の仕舞い処を探す宵 晴美
探知機が私の過去で鳴っている 椎太
透明になった私を探す母
信号は赤 探すのはやめなさい 冬子
途中下車間違い探しするように 和子
友だちを探す荷物を軽くして 与生
探すこと諦め食べるゆで卵 俊和
夕暮れがいつもあなたを探してる たえ子
特選
探すときふたり 見つけたときひとり    岬

2019年2月 5日 (火)

WEB句会 2019年2月のお題

2月のお題は次の通りです。

① 魚

② 探す

各題5句まで投句できます。

応募は下記へ。

kamomesha@mbr.nifty.com

題名は「WEB句会投句」と入力してください。

本文に、お題・投句・お名前(又は雅号・ペンネーム)を書き入れてください。

入選発表の際はファーストネームのみ表示します。

投句はコメント欄ではなく、メールでお願いいたします。

◆締切り 2月28日

◆発表  2019年3月初旬

特選にはささやかな記念品を差し上げます。

また、入選句は季刊「現代川柳かもめ舎」誌上にも掲載する予定です。

奮ってご応募ください。

※投句の際には、以下の点につきまして、承諾していただきますようお願いいたします。
1、当WEB句会に投句できる川柳は、あなたが著作権を有しているものに限ります。
2、著作権侵害等の責任は負いかねます。

WEB句会 2019年1月入選句発表

WEB句会 2019年1月入選句発表!

いつもWEB句会にご投句いただき、ありがとうございます。

「此処」という題はよく使う言葉ですが、それゆえ逆に捉え方が難しくなったかもしれません。特選句の「此処」は「僕のいる此処」、もっと言えば「僕」そのものという捉え方。何とも頼もしい男性です。普通の男性は恋人の砂漠に気が付きません。たとえ気付いても見なかったことにしてしまいます。怖いから。場合によっては、砂漠は人を呑み込み、命を奪うこともあります。そんな危険この上ない砂漠を引き受けると彼は言うのです。多分、彼の中にも砂漠があるのでしょう。そして、その苦しさを知っているから、愛する人の苦悩を見ていられなかった……。彼の無事を祈ります。

「壊れる」の特選も、やはり愛し合う者同士の危機感が詠われています。愛し合っていても、体を合わせていても何かが壊れていく音を感じてしまう繊細さこそ、現代川柳らしい感性です。美しく哀しい佳句。
特選の方には、ささやかな記念品を贈呈いたします。よろしかったらご連絡ください。
 

「此処」
入選
いいのです ここにはここの水の音  ひろ子
さようなら此処からわたし抜き手切る  ゆうこ
此処にいた男が石になっている  岬
此処にいたはずの女のハイヒール  岬
また此処で転んでしまう愛し方  明日歌
穴を掘る此処に生まれて此処で死ぬ  まこと
此処までと線を引かれた日の寒さ  冬子
転がってようやくここに着いた石  柊子
ここ此処とはるか遠くの手は弥勒  椎太
緯度経度体はここにあるけれど  汀
此処もまた居場所にあらず白椿  たえ子
負けたらしい此処に私の椅子がある  和子
目覚ましに此処がドスンと落ちてくる  俊和
燐寸に火をつければ此処が現れる  椎太
ここからとここまでのあいだは花野  椎太
特選
恋人よ砂漠は此処に捨ててゆけ   良仁


「壊れる」
入選
飯茶碗ひとつ壊れて冬おわる  椎太
斎場でやっと壊れてくれた姉  椎太
壊れてからが本当のわたしかも     たえ子
紙風船壊れる音に慣れました  与生
壊れても壊れてもある白い箱  ひろ子
壊れたらボンドで生まれ変われます  萌
壊れちゃったピアノ ふるさとを唄う  蓮子
壊れてからずっと炬燵の中に居る  俊和
オルゴール壊れ君の名繰り返す  岬
目が覚めるやっと壊れた玉手箱  柊子
美しく壊れた時の水の色  明日歌
壊れそう 半濁音になる会話  冬子
恋終わる声のかたちを整える  ゆうこ
またしても流木だったのか 男  ゆうこ
特選
抱き合って壊れる音を聞いている    冬子

2019年1月23日 (水)

2018年年間賞発表

2018年年間賞は次の通りです。
 
 
◆大賞
夕暮れよ 私を追ってくるがいい     たえ子


◆準賞
ひとしきり笑ってただの水になる
判決の朝蜘蛛の巣が美しい 椎太
母さんはにこりともせずお手をする 葉火


◆佳作
ニンゲンをはみ出ぬように並ぶ列 柊子
自己肯定自己陶酔のフラフープ 椎太
犬の目でずーっとあなたを待っていた
わたくしは影絵ですから泣きません
鬼になるそれから鬼が好きになる 俊和
鬼でしたあの子にとって鬼でした 蓮子
首をぬくめたらええんやでとおかん 朱夏
バスが来るまではいつもの声だった まこと
わたくしの息だった人やってくる 明日歌
永遠の半歩手前で逢えました 俊和


大賞作品は、他を圧倒するスケール感があります。たとえ追われる者の開き直りと言われようとも、この爽快感は素晴らしいの一言。何より読む者に覚悟と勇気を与えてくれる稀な句です。たえ子さん、佳い作品を本当にありがとうございます。そして、おめでとうございます。

年間賞を選ぶにあたっては、毎月行っている題詠としての評価に加えて、お題を外したときの一つの作品としてどうか、ということも考慮いたしました。そのため、毎月の特選句からだけでなく、入選句からも選ばれています。

2019年も皆さまの力作をお待ちしております。
 
                かもめ舎 川瀬晶子

2019年1月 1日 (火)

WEB句会 2019年1月のお題

1月のお題は次の通りです。

① 此処(ここ)

② 壊れる

各題5句まで投句できます。

応募は下記へ。

kamomesha@mbr.nifty.com

題名は「WEB句会投句」と入力してください。

本文に、お題・投句・お名前(又は雅号・ペンネーム)を書き入れてください。

入選発表の際はファーストネームのみ表示します。

投句はコメント欄ではなく、メールでお願いいたします。

◆締切り 1月31日

◆発表  2019年2月初旬

特選にはささやかな記念品を差し上げます。

また、入選句は季刊「現代川柳かもめ舎」誌上にも掲載する予定です。

奮ってご応募ください。

※投句の際には、以下の点につきまして、承諾していただきますようお願いいたします。
1、当WEB句会に投句できる川柳は、あなたが著作権を有しているものに限ります。
2、著作権侵害等の責任は負いかねます。

WEB句会 2018年12月の入選句

WEB句会 12月の入選句発表!

皆さま、いつもWEB句会にご投句いただき、ありがとうございます。

「芸」は難しいお題でした。中々発想が広がらなかったようです。特選句も多くの方と同じ「お手」の芸でしたが、「母」であること、またその母が「にこりともせず」という二点で軍配が上がりました。愛情も習慣化するとドライになっていくのかもしれません。そこには母親というものの持つ哀しみと同時に強さを感じます。


「雑詠」には佳句がたくさんありました。特選の俊和さんの作品は「永遠」がキーワードです。この美しい言葉には「別れ」が隠されているように思えてなりません。ぎりぎりだったけれど、逢えて良かった。本当に良かった……。

特選の方には、ささやかな記念品を贈呈いたします。よろしかったらご連絡ください。
2018年1月~12月までの全入選句の中から、恒例の年間賞を選びます。発表は1月下旬の予定です。皆さま、お楽しみに!


「芸」
入選
オテヲシロ男 オカワリシロ男   さとこ
お手お座り憶えてからの長い旅   俊和
曲芸師の目になっている生きている   俊和
芸ひとつ纏い別れにくる男   冬子
出来そうな気がするだけの皿回し   椎太
優しくて一人芝居のような彼   隆太
バスの窓君はヨネヤマママコなり   椎太
芸をするオウムになった日もあった   汀
芸磨く徐々に寂しい影になる   ゆうこ
もうやめる私を騙す芸だから   明日歌
芸のない女だけれど幸せよ     岬
迫り上がる真白き足袋にある覚悟   ちなみ
特選
母さんはにこりともせずお手をする   葉火


「雑詠」
入選
風は上向き絶好のお別れ日   まゆみ
逃げ道のいっぱいあった旅でした   ひろ子
ポケットの拳ときどきクシャミする   ひろ子
傾いた独楽に習った呼吸法   彦翁
ずるい人 泳がぬくせに沈まない   岬
三度目の裏切りに如意棒を振る   岬
愛という魔物を飼っているおとこ   之
拾ったものにしては美しい道   明日歌
乗り換えて乗り換えて行く女坂   ゆうこ
騙されてみようかきみの青空に   良仁
欲しければ扉叩いてみればいい   良仁
裸体より哀しきもので夢精する   与生
あの人はなぜなぜなぜと鰯雲   たえ子
日の丸を波よけにして男の譜   まこと
ぐっさりとやがて静かに沁みる鐘   萌
身の丈に合わない右の足を切る   泰子
ぎりぎりで奇論とならぬJASマーク   椎太
励ましは相田みつをという古典   椎太
五分後の未来も持たず生きている   汀
強く丸 臓器提供「はい」の欄   汀
死にたくて生きたくて風花の舞う   汀
冷静にガスの匂いを嗅いでいる   葉火
どう生きてみても未練の生乾き   ちなみ
冬が来る前にベンチで揺れておく   究作
それ以上話すな風が強くなる   良仁
特選
永遠の半歩手前で逢えました   俊和

2019年1月 晶子新作二十句

2019年1月 晶子新作二十句
         
           「かもめ舎」第40号より


  「けものみち」
               川瀬晶子

(しし)止まる見知らぬ街の交差点
此の世とやガラスに映る獣面
鬱と書くバカバカしくて笑っちゃう
白い箱ネズミ太ってゆくばかり
何を言えるだろう老いた牛の目に
放たれる手負いの虎のいる谷間
我が肉(しし)を抉る 私は長女
骨肉の大きな葛籠(つづら)横抱きに
母を追い兎の穴へ落ちてゆく
ちちんぷいタツツキトコヒンマゲサン
赤きもの確(しか)と目覚める昼の雷
ヤマカガシ母と私の真ん中に
この手から零れゆくもの愛と呼ぶ
父だろう丘に佇む裸馬
泣けたのに せめて海でも見えたなら
生け贄の羊のにおい身に纏う
猿山の喧騒止まず閉じる蓋
雁一羽渡りそこねてしまったか
還暦なんてこんなもんかい犬の糞
飛六方 情け無用のけものみち

季刊 現代川柳かもめ舎 第40号発行

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

2019年1月1日 季刊現代川柳「かもめ舎」第40号を発行しました。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

「かもめ舎」第40号のご案内

Img_20190101_0001_2       

・川瀬晶子新作二十句 「けものみち」

・会員作品(自選七句) 「鴎盟」

・読者投句作品(川瀬晶子選) 「桜守」

・柳談 「晶子新作二十句を読む」 …… 鳥海ゆい・杉山昌善・近藤良樹

・特集 「かもめ舎10周年記念大会記録」 

・エッセー 「おとなの川柳」 後家 …… 東 正秀

・エッセー 「ヨリミチビヨリ」 …… 朝妻久美子

・エッセー 「シーガルの小話」 …… 近藤良樹

・誌上句会 …… 題詠 「配る」 鳥海ゆい選 ・ 印象吟  杉山昌善選

・月例誌上句会 …… 「黄」 朝妻久美子選 ・ 「消える」 川瀬晶子選

・入門かもめ塾   お題 「暗い」

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

季刊「かもめ舎」のお申込み・お問合せは下記へ。

  現代川柳かもめ舎 (川瀬晶子)

  E-mail    kamomesha@mbr.nifty.com

2018年12月 5日 (水)

WEB句会 2018年12月のお題

12月のお題は次の通りです。

① 芸

② 雑詠(自由吟)

各題5句まで投句できます。

応募は下記へ。

kamomesha@mbr.nifty.com

題名は「WEB句会投句」と入力してください。

本文に、お題・投句・お名前(又は雅号・ペンネーム)を書き入れてください。

入選発表の際はファーストネームのみ表示します。

投句はコメント欄ではなく、メールでお願いいたします。

◆締切り 12月31日

◆発表  2019年1月初旬

特選にはささやかな記念品を差し上げます。

また、入選句は季刊「現代川柳かもめ舎」誌上にも掲載する予定です。

奮ってご応募ください。

※投句の際には、以下の点につきまして、承諾していただきますようお願いいたします。
1、当WEB句会に投句できる川柳は、あなたが著作権を有しているものに限ります。
2、著作権侵害等の責任は負いかねます。

«WEB句会 2018年11月の入選句

2019年3月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
無料ブログはココログ